30
2016

ゲームグラフィック「エルの銀河旅行記」②ー空と雲

CATEGORY作品集
空1



ゲームのグラフィックを描こうとしたときに何から描き始めようか?

どのような世界観で描こうか?

と考えた時に一番始めにまずテストとして描いたグラフィックです。

今までの人生の中でおそらくもっとも雲や空について考えた時でもあったでしょう(笑

空を描く時、雲を描く時気をつけたのは
雲や空は環境や時間によって明確に姿を変えてしまう存在だということです。

そしてそれは逆に言えば環境設定などで一番に大事になるものの1つで
雲の流れひとつとったとしても、それだけでどこから風が吹いているのか。
季節はいつで気温はどのくらいなのか、などの環境の空気が簡単に伝わってしまいます。

なので私はこのグラフィックを描くときにまず雲についてと空について勉強、研究しながら描きました。

そもそもなぜ空は青くうつるのか?これは大気中の物質が太陽光の青色
だけを反射するわけですが、これは太陽光の入射角が変われば反射する色も変わり空の色も
変わります。

例えば日が傾いた夕方なんかはまさにこれにあてはまるわけです。

私が作っている「系外惑星探査」がテーマになるゲームではもちろん、他惑星
を探索するお話になるわけですが、惑星に光を照らす恒星の光の明度や惑星と恒星の距離、
惑星に存在する大気組成などによって色は簡単に変わります。

ちなみにこの色がかわるというのは何も空だけでなく、
太陽の光の明度によっては惑星全体の色すらもかえてしまいます。

例えば葉っぱですが、これは当然緑色をしていますね?
これは葉っぱの中に「葉緑体」がこの色をしているわけですが、
これは例えば地球がすごい暗い惑星であれば葉緑体の色も変わり赤っぽくなります。

なのでこの宇宙のどこかの暗い惑星に住む知的生命体にとっては葉っぱというものは
「赤いもの」というものになります。
この赤いというものはもちろんその星に住む知的生命体の文化を担うものになると思いますが
不確定なのは、じゃあ暗い惑星で知能を得た生命にははたして色を認識する「目」があるのか?
と言う点です。

これは私が作っているゲームの一つのエピソードで出ますが私がやりたいのは
最後の最後の部分だけ想像力を駆使し世界観を組み立てる部分では今の科学にのっとった形
したいと思っています。

そのほうが系外惑星探査の魅力がでると思いますし没入感が生まれます


話が脱線しましたが、このように世界観を作るうえで重要なので
気をつけて描きました。

あとは演出的な部分なのですが、空はずっととまっているわけではなく惑星を対流しているので
それをゲーム内で表現できたらなと思います。




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