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27
2016

最近の物語はなぜ女性を主人公にするのが多くなったのか?ー時代背景を踏まえた男性を主人公にしない3つの理由

CATEGORY考えてみた
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商業的に考えると男性主人公は作りにくい!?

最近女性が主人公の作品が随分と増えました。
私が今作っているゲームの主人公も十代の女の子です。

私がゲームを作っていてなぜ女性を主人公にするのかと言えば
趣味趣向も多少はあると思いますが、今の時代女性の方が主人公にしやすいんですよね。

そもそもゲーム製作を商業的に作るうえで、何が売れる作品になるのかと言えば、
それはその時代の流行などに合ったものであって、共感がなければ売れることはまずありません。

販売戦略である宣伝コピーなども今のターゲットとなっている
人たちが何に心打たれるのかを計算して書かなければいけません。

そのようなことを踏まえた上で女性がなぜ主人公にしやすいのかを書いてみました。

今の若い男性は描きづらい

正直、今の若者って物語として書く上では書きづらいものがあります。

これは、世代ごとに印象も違うと思いますが
男に共通することって実はあって

男って常に何か地位的な自分を求めているんですよね。

だから映画や漫画などで男性に売れる作品と言えば貧弱な男が
強くなっていくものだったり英雄になる話だったりします(もちろんこれだけではありません)

男って常に何者かになろうとしてるんです。

そういう意味では、自分の価値を測る尺度が女性と根本から違うんですね

ですが昔と違って今の若者ってどこかニヒリズム的というか、
情報が溢れすぎている分、現実を見てしまって、自分の枠を若いうちから
決めてしまっているふしがあります。

何者でもなく、自分に価値がないとわかっているから
自信もなくなってしまう。

そのような若者を主人公にして物語として成立させるのって難しいんですよね。

なぜ物語として成立させにくかと言えば、
物語というのは始まりがあって終わりがあるわけですが、今の時代に反映させた若い男性
を主人公として作る場合は、目的があって自分でどうこうするよりも

何か不確定事項Aが起きて物語が進行しなくてはならず、展開が難しいのです。

不確定事項Aって結局現実世界にはまずありえないような、それこそ妄想で起こりうるような出来事
を組み込まなければいけないわけです。


男性に持っていないものを女性は最初から持っている

時代に関係せずに女性は女性であるというだけで
自分を位置づけている気がします。

何をするにしてもそうですが、例えば大学の講義の時に
女性は前の席に座り積極的に授業に参加するのにたいして
男性は後ろのドア付近に座っている光景を見ますが

これはまさに今の若い男女を位置づけさせているものだと個人的には
思っていて、女性は今このときを生きていて、男性は未来に向けて生きている
と思いました。

時代に流されず今一時を生きている様子は物語を作る上で成立させやすいんですよね。

少なくとも私が思っている物語を作るうえで
必要な女性像では主人公にしやすいなと思いました。


若い男性を主人公にする場合、何者かになるためにがんばる物語
以外だとちょっと成立させるのは大変だなと思いました。

まとめ

以上の文章はもちろん男性批判などではありません。
ただこの意見を考えた時に、あのジブリの宮崎駿監督も
似たようなことをおっしゃっていて受け売り的な部分もありますが
やはり通ずる部分もあると個人的には思っています。

でもやっぱり男性主人公の物語も書きたいですよね。
そのときはやはり色々と背負ってしまっているかっこいい男性主人公を書きたいと
思います。
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